コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

出張リバース

出張からの帰り、飛行機に乗ってる最中に気分が悪くなってきた。最初は胃部の不快感だったのが、だんだん強くなってきて胃が軽くきりきりと痛み出した。単純に飛行機に酔ったのか、機内サービスで出たカフェオレが胃にきいたのか、あるいは昼食べたとんかつ定食の量が多かったので胃もたれしたのか、あるいは昨晩慣れぬ酒を飲んだのが悪かったのか、それとも昨晩の飲み屋で食べたイカが消化しきれなかったのか、はたまた昨日の朝に飲んだストッパの後遺症なのか・・・。

おそらくいろんな理由の複合効果なのだろうが、とにかく吐き気をともなう腹痛。飛行機が着くやいなや速攻で家に帰った。

私は乗り物に酔った場合、胃に何か入れると落ち着くことが多い。食欲はなかったが、無理やりご飯やら高野豆腐やらを詰め込んだ。しかし気持ち悪さはいっこうに収まらないどころかますます増すばかり。横になっていたがどうにも我慢できず、とうとうリバースしてしまいました。乗り物酔いでリバースなんて何十年ぶりだろうか・・・。

というわけで個人的にはちょっと大変な状況だったわけで。その後軽く寝てたらなんとか落ち着いたけど、まだちょっとぼんやりしております。あーびっくりした。


ちなみに昔、ちょろっとシネラマ酔いという画面酔いに関する研究をしていたことがある。グリングリン動く三次元立体画像を見せて、どのような動きが酔いやすいか、などを調査していた。本実験はちゃんと被験者を雇って実験したのだが、前実験は研究室の同僚や後輩に被験者になってもらってテストをしていた。

個人差は大きいが、座って画面が動くのを見ているだけでも酔う人はかなり酔う。発症する症状は、胃部不快感や吐き気はもちろんのこと、発汗、乾燥、眠気、生あくび、体温上昇、体温低下など人によって千差万別。中には手足の硬直など、かなり強い症状が表れる場合もあった。手を強く握り締めたまましばらく開くことができない人がいたり、最も酔っていた後輩は実験後まともに立ち上がることができなくて1時間ぐらいぐったりとしていたり。今考えると酷いことをお願いしていたなーとちょっと申し訳なく思う。

もちろん、私自身も被験者としてテストを行ったが、ゲーム慣れしているためかまーったく酔わなかったけど。