コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

子の死

24日午前10時40分ごろ、鳥取市湖山町の鳥取大付属中から「生徒が、割れたガラス片でけがをした」と119番通報があった。

1年の男子生徒(13)で、病院に運ばれたが、右手首や鎖骨付近などを切っており、約1時間30分後に死亡した。ガラス片が刺さったことで体内で出血が起き、大量の血が肺や心臓を圧迫したとみられる。

地元ということもあるし、子を持つ親としてもショックな事故。ふざけて遊んでいただけだろうに、死にいたってしまうなんて。止血しなかったのか、とか、出血してるのに水道で洗うなんて変だ、なんて声もあるようだが、死因は体内出血なので周りも本人もそんな重大なことになるとは思いもよらなかったのだろう。イジメや喧嘩ではなかったようなのでまだなんとか救いがあるとは思うが、それにしても切ない事故だ。


まだ若い子が亡くなる事故や事件を耳にすると「人は年齢に関係なく死んでしまうものだ」ということを改めて実感させられる。

特に子については、「この子がいなくなったらどうしよう」という漠然とした不安に見舞われることがある。人は死ぬ存在だ。以前にも書いたが、私は身近な人間の死に直面したことがまだない。その最初が我が子だったら・・・どうなってしまうんだろう。そんな取りとめもない不安を感じることがある。