交響詩篇エウレカセブン - 第27話ヘルタースケルター

第３クールスタート。予想通りオープニングとエンディングが変わった。うーん、曲もいまいちぐっと来ないのだが、それ以上に絵が、ね。全体的に暗くてどうなっているのかわかりにくいし、いままでに比べて絵の転換が少なくてスピード感もなくなったような気がする。これなら先週のエウレカ救出シーンをそのまま使った方がよかったような・・・。

アネモネがエウレカとレントンを見て嫉妬しているような表情を見せていたけど、やっぱそういう展開になっていくのかな。

ニルバーシュの顔がなんか変になってた。かっこう悪い、よなあ・・・。

エンディングはHALCALI。HALCALIは嫌いじゃないんだけどこのアニメに合ってるかどうかは微妙。画面は女性陣の日常。着眼点はいいんだけど、絵の感じが違いすぎてて、アネモネ以外は誰だかわからないよ・・・。

と、ひとしきりネガティブなこと吐いてから本編。ネタバレあります。

先週の劇的なエウレカとの再開シーンの後。あのテンションや勢いを保てるのかどうか不安だったが、いままでのまったり感が嘘のような急展開。レイとチャールズがゲッコー号に潜入。それを予期して迎え撃つゲッコーステイト。エウレカセブンでこういう肉弾戦を行うのは初めてなんじゃないだろうか。

レントン、エウレカ、子ども達は敵から守るために営巣入り。後でダクトを通してサブコントロール室に連れて行くくらいなら、最初からそこに居させた方が良かったような。あるいは、

どうせなら営倉じゃなくてニルバーシュの中にいれておいた方が安全だったのではないですか?。

確かに。それ無敵。

他、いろいろ雑感。

ひとまず先週のホランドの「やるべきこと」がレントンとエウレカを守ることだったとわかりひと安心。

ケンゴウとミーシャの会話で世界情勢が語られる。ボダラクもコーラリアンも「不安定な世界」への不安を逸らすために作り上げられた敵でしかないとのこと。そういえばコーラリアンって、現象だけじゃなくて何か生命体みたいなのも出てくるんだっけか。長い間放置されてるから忘れてた。

レイとチャールズが小型機で陽動しての潜入。あれ、潜入じゃなくて真面目にゲッコー号を落とそうとしていたのならやられてたな。

レイはやはり子どもがらみでエウレカと因縁がありそう。「ママ」と呼ばれているエウレカに過剰反応し、「許せない」と。具体的なことはまだ何一つ語られていないが、「バケモノ」とはどういうことなのだろうか。その事実が語られるときが来てもレントンはエウレカを信じ続けることができるのか。あるいは最終的に「エウレカを殺さなければ世界を救えない」なんて展開になってレントンが苦悩することになったりなんて妄想。

パンツ一丁で暗視迷彩クリームを体に塗るホランド。目のところだけ赤くする意味はあるんでしょうか。ちょっとこれ→っぽかった。

タルホを人質に、エウレカに銃を向けるレイ。そのレイに銃を向けるレントン。レントンがエウレカのためにゲッコー号に戻ったことはレイも知っているはずだが、息子と呼んだ子に銃を向けられるのはやっぱ切ないだろうなあ。

レイとタルホとの会話で「左遷された上官の女だったタルホ・ユキ」とあるが、左遷された上官ってホランドじゃないよなあ。誰だ？

ニルバーシュの自律動作はこれで２度目？もっとあったっけか。レントンが命の危険に直面すると自立的に動き出す様子。アドロックかダイアンの魂が封印されてる？でもそれじゃあ本当にエヴァになってしまうか。ま、今回は助けたというよりただ踊ってただけだけど。

ホランドとチャールズの決着。腹に向けてサブマシンガンを連射。チャールズは防弾チョッキを着てるかと思っていたが、さにあらず。流れ出る血。そしてまさかのチャールズ死亡。こんなにあっさりやられるとは思っていなかった。謎を知る者として、またゲッコーステートと軍を繋ぐ者として、チャールズは後半まで絡んでくるキャラかと思っていたので、ここで降板というのは驚きだった。チャールズ、笑いながら死んでたね。

チャールズが死ぬ間際に口にした「王の残した金枝を受け継ぐもの」。それは先週も口にしていたデューイのことなのか、あるいはレントン？金枝とは何かもよくわからないけど。

最後、レイは出撃前に飲み込んだ小型爆弾をチャールズの死体に口移ししたのだろうか。チャールズの死体は爆散。レイは逃げ出した。逃げ出すため、証拠隠滅という意味もあろうが、愛するチャールズの亡骸を敵の手に置いておきたくなかったという気持ちもあったのではなかろうか。

しかし今週は大丈夫だろうとたかをくくって子どものいるところで見ていたのだが、血まみれで焦った。

今週はプレゼントのお知らせのために次週予告がなかった。こちらで見ることができます。レイが決着をつけに来るっぽい。