コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

プラネテス - 造花もまたデブリ

プラネテス 2 [DVD]
BS-hiでやっているアニメ「プラネテス」。初回の感想以来ずっと何も書いていないが、欠かさず見てますよ。面白いですよ。SF的な設定とアニメ的なストーリーが上手くかみ合っていると思う。絵も安定しているし、安心してみていられる作品。

初回、タナベの似非正義感が鼻につくと書いた。そういう似非正義感はまだ時々出てくるが、しかし初回ほどの鼻持ちならなさはなくなった。「愛です」はもうタナベの決り文句でいいや、って感じ。ま、そう言っているタナベが一番愛を理解していないような気もするが。理解していないというか、「まだ知らない」と言うか。

今回、ユーリの過去にまつわる話。第1話の一番最初のデブリ衝突シーンがここに絡んでくるとは思わなかった。ユーリがあの席を離れずに座っていたとしても何もできはしなかったんだろうけど、切ないね。あの拾い宇宙空間であんな小さなものが何年もの間地球周辺を飛び回り、しかもしれに偶然行き当たるなんて絶対にありえんと思うのだが、そこはまあ「愛」の奇跡ってことで。