コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

死に行くヤツが残したモノ

昨晩、うちにアレが出現した。ラクカラーチャ、ゴキカブリ、コックローチ、油虫・・・そうゴキブリである。家はまだ建ってから3年目だし、ゴキブリの出現率は少ない方だと思う。それでも、こういう季節になるとゴキブリが出現する。清潔を心がけているつもりでも、ゴキンジャムを置いても、出るものは出るのである。生ゴミもあれば油のポットもあるし、奴が来襲する要因は消し去ることはできない。奴との遭遇は地球上に住む以上、南極北極でもない限り避けられぬ宿命なのである。

以下、ゴッキーの話なので苦手な人のために隠し。


さて、以前にも書いた通り私は虫が苦手である。苦手になった、と言った方が正確だろう。子どもの頃は平気だったのに、成人して以降くらいからものすごく苦手になってしまった。気持悪い。カナブンでさえ触りたくない。デカイ蛾とか最悪。そして最悪最強はやはりゴキブリ。

というわけで昨日も相方と二人でワイワイキャーキャーいいながらゴキブリ退治。ゴキが飛んだとき、相方を盾にするように後ろに隠れたのは内緒。

スリッパで潰すと壁や床に奴の体液が残るし、そもそも叩くのが気持悪くてとてもできないので、とりあえず文明の利器のゴキジェットを噴霧。ゴキジェット様様。ヤツはすぐに大暴れを始め、動きを緩めながらガスレンジの下へと入り込んでいった。そこでひっくり返っているのを確認したが、しばらくは動くだろうからということで、もう一度ゴキジェットを噴霧してしばらく放置しておいた。


数分後、まだピクピクと動いてはいるものの、さすがにほぼ死に状態のゴキくん。相方がガスレンジを持ち上げ、私が割り箸とティッシュで回収。うえー。思い出すだけでも鳥肌が立つ。

で、そのときに気付いたのだが、レンジの下になんだか小さな黒い粒のようなものが2つ落ちている。アレ、と思い、それも回収してみた。小豆のような臙脂色。サイズは小豆よりも一回り小さい。これって・・・ゴッキーの卵!?

そう、奴は死ぬ間際に子孫を残すために卵を産み放ったのだ! ゴキが死ぬ間際に卵を残すとは聞いたことがあったが、本当に残すとは!! 恐ろしい生命力。ただでも気持悪いのに、そのピッコロ大魔王のようなしぶとさにさらに寒気を覚えた。

殺虫剤でやつらを退治した後は、周囲に卵がないかちゃんと確認しましょう。


って書いていてまた思い出して気持悪くなってきた・・・。我ながら情けない。