先日、子がご飯を食べないという話を書いたところ*1、id:maico20さんから「わんこそば」スタイルなる方法を教えていただいた。ちょっとだけ盛って、それを食べ終えたらまた盛る、というやり方だ。さっそく試してみたところ、食べるわ食べるわ。いままで食べ物で遊びまくっていた子が遊ぶことが少なくなり、予想以上によくご飯を食べるようになってくれた。感謝感謝。
考えてみるとこの「わんこそば」スタイル、非常に理にかなっている。子にとっても親にとってもメリットがある。いちいち盛らなければならないので多少面倒くさいところもあるが、それでもしっかり食べてくれるならこのくらいの手間はなんでもない。
とりあえず思いついた良い点を子側、親側それぞれの視点から箇条書きにまとめてみた。
- 食事にメリハリがついて、子が飽きにくい
- 「食べることによってかまってもらえる」と子が認識できる
- 食べ物の量が少ないのでで悪さしにくい
- 小出しにするので食べやすい
- 少しずつ出すので、子が食事に集中しやすい(と思う)
- 出された分を食べるという目先の目標ができるので達成感がある(と思う)
- 少ししかないので、はやく食べないとなくなるという危機感がある(と思う)
- 子が出された分を食べ終わると親が相手をする流れが自然にできる
- 親から子だけでなく、双方向のやりとりが生まれる(もっと欲しい? うん、みたいな)
- 子を褒めるタイミングができる(全部食べたねー、と)
- 子をほったらかしにして食べさせるということがなくなる
- 子の好き嫌いや食べ具合を認識しやすくなる(量が少ないので、本当に嫌いなものが残る)
- 悪さをされてもより分けているのでダメージが少ない
- 食べ物が残ったとしても、より分けているので残った分を次回にまわしやすい
食べさせ方はこれで行くとして、料理の方も子が食べてくれるものを工夫できるようにと、この本を買った。
- 作者: 加藤初枝
- 出版社/メーカー: 女子栄養大学出版部
- 発売日: 2002/12
- メディア: 大型本
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子どものための料理本としては他のものと比べて少々値が張るが、★五つの評価を信じて選んでみた。ざっと見た感じではよさそう。ま、実際に食事を作ってくれるのは相方なんだけど。
*1:[http://d.hatena.ne.jp/tetsu23/20050702/ko:title]