コトバノウタカタ

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ネガティブキャンペーン

NHKにようこそ!」で「角川ネガティブキャンペーン」という言葉が出てきたのでそれについて少し。

元々の意味はこう。

米国の大統領選挙で行われる、相手の大統領候補者のイメージを悪くするために展開されるテレビ・イメージ広告の総称。他の候補者のイメージを落とすことによって自分を相対的によく見せるキャンペーンとして知られている。


現在では、選挙に限らず、商品や企業イメージに関して競合他社を貶めたり、比較して優位性を誇張するような宣伝をすることもネガティブキャンペーンと呼ぶようだ。有名なところでは、ペプシコーラのCMでのコカコーラの登場など。商品そのものを出さず、「赤より青」のような遠まわしなネガティブキャンペーンなども行なわれている。


で、件の「角川ネガティブキャンペーン」だが、これって何のネガティブキャンペーン? ひきこもりに対するネガティブキャンペーンなのかな、などと思っていたが、ざっと検索してみたところ、そうでもないようだ。そもそもネガティブキャンペーンって、対立候補や競合商品を貶めて自分のイメージをアップさせることだから、このケースには当てはまらない。

単に「ひきこもり漫画」→「暗い」→「ネガティブ」という連想と、単なる売出しの「キャンペーン」をくっつけて、「ネガティブキャンペーン」と称しているだけなのかな?

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