コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

アンパンマンの「死んでしまう」

それいけ!アンパンマン ベストヒット’05
うちに頂きもののアンパンマンのCDがある。時折子に聞かせているのだが、その中のある「生きているパンをつくろう」って曲がちょっと引っかかる。ジャムおじさんとバタ子が歌う曲なのだが、この曲の歌詞が「ご飯を食べないと死んでしまう」というもの。で、曲のサビの部分で「死んでしまう〜」と連呼するのだ。しかもサビだけあって、これがかなり強烈に耳に残る。メッセージとしては「しっかりご飯を食べて大きくなろう」とか「食べ物を粗末にしてはいけない」という真っ当なものなのだが、そうだとしても「死んでしまう〜」を連呼するのはどうかと思う。世間の子どもたちがこれを面白がって歌っているかと思うとぞっとする。これをリリースするとき、誰も反対しなかったのだろうか。


そもそもアンパンマンのコンセプトって、よく考えると不気味だ。頭をかじられたり、首をすげ替えたり、一歩間違えば大人でもビビるようなホラーになりそう。

アンパンマンを見たことある人なら一度は考えたことがあると思うのだが、すげ替えられた古い首はどうなるのだろうか。戦った場所に放置なのか、それともジャムおじさんが持って帰っているのか。持って帰った後はどう処分しているのだろう。納屋に多数の首が安置されてるとか? まとめて焼却? それとも店頭に並べて販売?