コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

3行レビュー

某オレンジ色のソーシャルネットワーキングサイトで3行レビューを書いている。いつも文章が無駄に長くなる嫌いがあるので、いっそのこと3行以内という縛りを付けて短く書いてやろうという試み。はてなレビューとの差別化という意図もあったし、短くすればたくさんのものについて気楽にレビューが書けるだろうという目論見もあった。

そのオレンジのところで久々に出合ったネットの知り合いが、詩のような短いレビューを書いてたから、それに触発されてってのもある。

そこのレビューの入力ボックスの3行だから、2バイト文字で66文字。普段の私のだらだらした冗長なレビューからすると、殺人的な短さだ。


実際に書いてみると、確かに難しいが、それ以上に、面白いと感じた。普段とはまったく異なる文章の書き方になるし、短い文章にどれだけ言いたいことを詰め込めるか、といういつもとは違う頭の使い方をすることになる。また思ったことを全て書けるわけではなく、何を一番言いたいのかを考えるよいきっかけにもなる。

そうやって出来た文章は、体言止めや省略が多くなり、自然に詩のようになる。それに気づき余計に詩のような表現を意識して書くようになった。

ただ、それがレビューとしての役目を果たしているのだろうか、という懸念はある。短い詩のような文章で、はたしてそのモノの紹介は勤まっているのか。相方曰く「そのモノを知ってればわかるけど、知らない人にはどうかなぁ」とのこと。まあ、某所のレビューはけっこう書き込み数も多いので、いまさら紹介も必要なかろう。ということで、そういう異色のものもアリってことにしておこう。


はてなにも転載しようかな、とも考えてはいるが、まだまだレビューが活発になっていないし、「点数を付けられる」という恐怖もある。ま、点数なんて気にする必要もないとは思うけどね。そういうところ案外小心者なので。