- アーティスト: capsule,Yasutaka Nakata
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2004/06/09
- メディア: CD
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誕生日に注文したcapsuleの「S.F.sound furniture」。これで発売されているcapsuleのアルバムが全部そろってしまった。30歳越えて、capsuleをヘビーローテーションで聞いて脳内麻薬出しまくってるってのもどうかと思うけど、気持ちいいんだから仕方あるまい。
一通り聞いたのでファーストインプレッションを。はっきりと言ってしまえば、2ndや3rdのときのようなインパクトはなかった。綺麗にまとまっているのだが、きつい言い方をすれば「卒なくまとまっている」感じ。いままでのテンデバラバラヨセアツメと違い、アルバム全体に「S.F.」というコンセプトを持ち込んでいる。しかしそれゆえに全体がこじんまりとまとまってしまったのではないだろうか。capsuleはもっと奔放に好き勝手やった方が、面白いものができると思う。
今回、妙な語りが入った曲が多い。その部分は正直言ってちょっと萎える。歌詞についても、前述した通り「S.F.」にこだわっていてハジけてない。悪いとまでは言わないが、深く脳髄に響いてくる感じが弱い。まだ聞き倒していないからかもしれないが。とりあえずもうちょっと聞いてみる。
最後にハウスのCMの曲が入っている。これは原点回帰というか、初期capsuleっぽいおだやかな曲。これはこれで良いと思うが、「S.F.」というコンセプトを前面に押し出しているこのアルバムの中では妙に浮いてしまっている。
厳しい書き方したけど、これからもcapsuleには期待してます。