コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

鍵がない!


家の貴重品を入れている箪笥の引き出しの鍵が行方不明になった。先週、相方が子に鍵を持たせて遊ばせていたが、その後どこにやったのか記憶がないという。子がどこかにやったのか、自分がどこかに片付けたのか、それもわからないと。

いつも鍵を置いてある場所にない。鍵を置きそうな場所もあらかた探したが見つからない。子がどこかの隙間に入れてしまったのか、あるいは妙なところに置き忘れたのか。それ以上探すとなってもどこにあるやら皆目検討がつかない。しかも黒くて小さな鍵なので、暗がりなどにあると非常に目につきにくい。困った。

引き出しの中にはすぐに必要というものは入っていないが、生活していくために重要な物がいろいろと入っている。このまま鍵が見つからなければ、こじ開けるか壊して開けるしかない。相方が嫁入り道具として買った箪笥なのだが・・・。


子のせいにするわけではないが、子というのは本当に奇妙なところに物をしまう。先日、薬を飲ませるためのスポイトを子供が欲しがったので渡したら、行方不明になった。数日後、そのスポイトが冷蔵庫の野菜室の中から出て来た。またもっと幼い頃、子がプラスチックの棒やスポンジ状の玩具をストーブの後ろの穴に差し込んで遊んでいた。おもちゃがどんどん減っていくのでおかしいと思ってストーブを分解してみたら、中に3、4個ほどおもちゃが入り込んでいた。

その要領で鍵をどこかに「しまわれて」いたら、見つけ出すのは困難だ。大人では想像もつかないようなところに物を入れてしまう。大人が片付けても見つけにくいような鍵を果たして見つけ出せるのか。子に尋ねて答えてくれればいいのだが、それもまだまだ無理だし。

心当たりもあらかた探してしまってもうなすすべもない。後は徹底的に家捜しするか、あるいはほったらかして自然に出てくるのを待つか・・・。困ったものだ。