コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

新選組! 完

とうとう終わってしまった。最初は色物ドラマかと思っていたが、中盤あたりからグイグイと面白くなり、最終的に私のなかの「新選組」観を作り上げてしまうほどのドラマだった。従来の大河物が好きだった人には毛色が違いすぎたかもしれないし、史実に忠実なものを望む人にとってはあまりにも「遊びすぎ」ていたかもしれないが、私にとっては十分良い作品だった。

実際に世間でこのドラマがどう評価されているのかは気になるところだ。視聴率は良くはないが、前にも述べたがそれはチャンネルの多様化ゆえの分散がひとつの理由だと思われる。といってもベスト10にも入っていないこともあったのだが・・・。しかし後半のテンションと緊張感、そして三谷節は、多くの視聴者を引き付けたと信じたい。

最終回、全てを綺麗にまとめ、いかにも最終回らしい立派な最終回だった。でもやはり山南さんの回は越えられなかったなぁ、というのも正直な感想。やはりあの会は特別だった。

最終回と全体に関して、また細かい感想を書くかも。