コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

無駄な電話

つまらない話。

昨日、弟にちょっと携帯で電話をかけて話をしていた。どうでもいいような話が長引いてしまって、気がつくと20分ばかりしゃべっていた。電話を切って料金表示を見てみると、700円強という額が! 携帯での通話ってそんなに高かったっけ、とちょっと愕然。それだけあれば安い店で定食ぐらい食える。2回分で中古のゲームくらい買えてしまうではないか。アホなことをしたものだ。もったいないにも程がある。

しかし最近でこそ携帯での長話をしなくなったが、以前、まだ相方と遠距離だった頃は、30分を越える通話などザラだった。AUのなかよし割引で通話料が半額だったとはいえ、数日置きに長電話をしていたのだからその総計は推して知るべし。特に出張などに出たときは、退屈&心細いで1時間を越えるような長話をしていた。何を話すでもない。愚痴やら、その日あったことやら、身のないことを延々と話あっていたような気がする。その頃の電話代を節約していれば・・・などと思ったりもする。しかしその電話は当時の私たちにとっては必要なものだったのだから、「節約していたら」などという仮定は無意味だ。

ネットが普及しても、電話というものは廃れなかった。むしろネットを取り込んで携帯はどんどんと進化している。一方で家庭の一般電話の価値はどんどん下がっている。いまでは「ネット端末の副次的な機能」とさえ言えるほどに格下げされてしまった。NTTが電話加入権を廃棄してしまうわけだ。しかし「加入権は財産だ」として売っておいて、今になって「それは売り切りの商品だ」なんて言い換えるなんて、詐欺か契約違反で訴えられても仕方ないのではなかろうか。いや、今日はつまらない電話料金の愚痴の話だからそういう小難しいことを言うのはやめておこう。

そんなわけで久々の長電話にちょっとへこんだ話。しかし強者はそれどころではなく一日数時間とか平気で電話してたりしてるんだろうな。そんなに電話会社を儲けさせてどうするよ。


ちなみに上記の画像は私が今使っている携帯。色はシルバー。けっこう古いもので、カメラもついていないが、特に不自由もないので使い続けている。