撮りためていた「SAMURAI7」の第三話までを見た。
BS hiで放映中の、黒澤映画の「七人の侍」をモチーフにしたSFアニメ。なぜ「七人の侍」なのにSFなのかは謎だが、三話まで見た限りでは単純に面白いと思う。原作を知らないので比較さえできないのだが、原作もこんな話なんだろうか。アニメを見終わったら原作も見てみよう、という気になる。
NHKアニメということで、後半絵が乱れるのではないだろうかと心配していたが、選考してDVDが発売されているということなので一安心。というか、放映前にDVDが出てるってどういうこと? NHKが作っているのではなく、既存のアニメをNHKで放映している、という形なのだろうか。
3話まで見たところでも、キャラ立ちが良く出来ていると思う。落ち着きがあり信頼の置けるサムライであるカンベエ、正義感にあふれるがまだ成長途上のカツシロウ、力と堅さはあるが頭はちょっと弱そうな機械サムライのキクチヨ、そして3話目で加わったおどけ者ながら実力者のゴロベエ。まだ本筋には入っていないが、既にワクワクドキドキな展開になっている。
絵も良い。見やすく分かりやすく動きがある。キララが逃走中に飛び降り、カンベエがそれを救うシーンなどは圧巻だった。キクチヨの大暴れも力が入っていて派手派手しい。こんなことを言うと回顧主義と言われるかもしれないが、なんとなく「古き良きアニメ」な臭いがする。
この先も楽しみだ。