コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

ラジオCMで気になること

最近ラジオCMを聞いていて気になること2つ。


その1、JA住宅ローンのマスオ。サザエが「家を建て替えしない?」とマスオに相談する。マスオ答えて曰く「そうだなぁ、お父さんに相談してみるか」。そりゃ東京で新しく家を建てるのは大変かもしれんが、磯野家を出て家族三人で暮らす家を建てよう、とかいう考えは出てこないのかね。

そもそもマスオってなんで磯野家にいるのだろうか。たまに勘違いしている人もいるが、姓が違うことからみて婿養子ではないのだ。婿養子でもないのに妻の実家で一緒に暮らしている。いや悪いとはいわん。そういう家族形式もあるだろう。しかし何故、という疑問は沸いてくる。サザエが実家がいいとゴネたのか、単に住宅費として支払う金がもったいなかったから同居することにしたのか、あるいはマスオの実家に何か問題があり、家族の暖かさを求めたマスオが磯野家に住むことを望んだのか、それとも東京の一等地を相続することを狙っているのか。謎だ。


その2。ラジオから流れている番組の途中によく通販の宣伝が入る。それはいわゆる録音されたものを流すCMではなく、番組中に生で、その番組のパーソナリティと一緒に商品説明を行うものだ。つまり、番組のひとつのコーナーのように、ジャパネットたかたのような商品紹介が入るのである。

これが、非常にわざとらしい。商品説明をする人はやけに大げさ、早口、テンション高い。短い時間にできるだけ多くの情報をながしてやろう、とでもいうようにしゃべりまくる。対して相槌を打つパーソナリティのテンションが激しく低いのだ。いちおう仕事なのできちんと応答はしている。しかし声に元気がない。口数も多くはない。商品説明する人の勢いに気おされているのかもしれないが、それにしてもその温度差は聞いていて辛い。


そういうくだらないことばかりが気になってしまう今日この頃。