コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

大顔の呪い

ほんとうにどうでもいいことなんだけど*1。年配と言われるくらいの年の俳優の顔って異常に大きいように思う。特にかつて一斉を風靡したと言われる有名俳優にはその傾向が顕著だ。例えば・・・武田鉄也、中尾彬、梅宮辰夫、田村正和、西田敏行、松方弘樹、江守徹、緒形拳、などなど。逆に顔の小さな年配の男性芸能人はあまり思いつかない。年配で小顔な男性というのは確かに少ないかもしれないが、俳優以外であれば、たとえばタモリなどはそんなに顔が大きくない。

なぜ俳優ばかりが大顔なのだろうか。少し仮説を立ててみた。


仮説1:大きな顔が人気があった
現在と違い、当時は大きな顔の俳優が人気があったのかもしれない。顔が大きいと言うことはスクリーンの上で見栄えがする。しかし上にあげた俳優達の若い頃の写真や映像を見ると、一部の例外を除いて、元からそんなに顔が大きいという印象はない。小顔とまではいかないが、そこそこバランスがとれた頭サイズだったように見える。


仮説2:顔が大きくなった
元から大きかったわけではない、ということになれば、おのずとこの仮説が立てられる。つまり、彼らの大顔は元々ではなく、役者として仕事をしているうちに獲得した特性ということになろう。役者だけでなく、会社社長なども大顔の人物が多い。逆に年配でもストイックな印象のある高倉健などは、そんなに大顔とも言えない。
ではなぜ大顔になったのか。売れた役者というのはやはりイイものを食べて来ているであろう。そういう高給な食べ物を豊富に食べることにより、大顔になったのではなかろうか。その因果関係はよくわからないが、なんとなくそんな気がする。

あるいは、自分の顔を見せよう見せようと思うがあまりに顔が肥大化していった・・・なんてことは・・・。


結論:贅沢をすると顔が大きくなる
なんてね。真実のほどはわからない。


さて今私はひとつ呪いをかけた。この記事を読んだ人はおそらく、テレビでこれらの役者を見るたびに、その顔のサイズを気にしてしまうことだろう。そしていままでそういうことをあまり気にしていなかった人も、その顔のサイズに気づき、番組の内容に集中できなくなることだろう。

*1:exhumさんお借りします。