コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

豆腐が買えなくなる日

夕食の食材のお遣いを頼まれ、スーパーまで行ってきた。そこで驚愕。豆腐の値段が上がっていたのだ。わざわざ値札のところに「大豆の値段が上がっているため、豆腐の価格を上げさせていただきました」というようなことが書いてある。そんなにしょっちゅう買い物に来るわけではないので相場はあまり知らないが、1丁で2、30円ほど値上げしているようだった。

ダイエットをはじめてから、我が家では大豆製品を積極的に取っている。ゆえに豆腐と納豆はよく買って食べている。特に豆腐は、冷奴、湯豆腐、味噌汁の具、麻婆豆腐、和え物など、いろいろなパターンで食べられる。柔らかくて食べやすく、植物性のたんぱく質もとれるため、子供の食事としても最適だ。その豆腐の値段が上がるというのはかなり痛い。

そもそも大豆は、米に次いで、日本食にはなくてはならない原料だ。味噌、醤油という日本食の二大調味料の原料だし、食品としての幅、料理の仕方もかなり広い。豆腐、納豆、おから、油揚げ、高野豆腐、豆乳、枝豆、湯葉、鳥取で言えば豆腐竹輪">豆腐竹輪などもある。その日本の食生活に欠かすことのできない食材たちの原料が、国内外で不作というのだから大変だ。ひょっとしたら味噌や醤油の値段も上がってしまう可能性だってある。

失いそうになってはじめて気づく大切さ。なんだか妙なキャッチフレーズになってしまったが、これからしばらく、いままでのように気軽に豆腐が食べられなくなりそうでちょっと辛い。