コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

脳を溶かしながら

ほんとうにアホみたいにブログばっかり書いてる。書いてないときでも一日中いろんな場面で、あーこれブログに書けるネタだなぁ、なんてことを考えている。とはいっても会社と家とを行き来するだけの毎日なので、出来事など限られている。引き出しも多いわけではない。それでも何かネタを探してしまう。そして探し始めるとネタというものは案外ゴロゴロと転がっているもので、テレビのニュースやネットで見つけたもの、人との会話や出来事、読んだ漫画、見た映画や番組などから、何やかやと思いつく。そしてまとまりのない文章を捻り出してブログに書き溜める。

しかしネタの多くは日常の中でふと浮かんだことなので、少しするとすぐ忘れてしまう。いざ書き始めようとすると、「アレ?ナニカコウトシテタッケ」ということがままある。そうなるとそのことばかりが気になって何も手に付かなくなってしまう。アホである。否、阿呆である。むしろ痴呆というべきかもしれない。文章を書くと脳が活性化されると言われるが、実際には脳内麻薬の副作用で、脳がどんどん壊死しているのではないかと思ってみたりもする。そして書きたかったことを思い出してまた書く。あるいは思い出せずに仕方なく別のことを書く。脳内麻薬が脳を溶かし、くだらない文章がネットを汚す。

脳を溶かしながらまたいまもこうして書いている。この熱意が仕事に向けばいいのに。