コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

ウォーターボーイズ2 最終回

前作はほぼ全話見ていたのだが、2になってからは、最初の2、3回と最後2回くらいしか見ていない。最終回も見るつもりもなかったのだが、CMなどを見ているうちになんとなく気になってしまって、思わず見てしまった。

そもそもこういう青臭い話は嫌いではない。下手な恋愛ドラマを見るくらいなら、熱血青春ものを見ている方がまだいい。とはいえ、今回のは青臭すぎな感じもしたが。

とりあえず苦言から。まず主要キャラの演義が下手っぴ。主演のノッティ*1を筆頭に、主要5人がちょっとね。前作の主人公やってた山田孝之は、熱血すぎた感もあったけど、演技はそんなに悪くなかったと思う。森山未來は文句なし。っていうかそれまで不良役ばっかりだったので、ああいう明るい役もやれるのかとちょっと驚きながら見てた。他のキャストもけっこうよかった。でも今回はなんかちょっとね。ノッティって台詞が棒読みなんだもん。主要5人のキャラも前作に比べてかなり薄くなっていたような気がする。なーんて、今回は途中の経緯を見ていないのに勝手なことを言ってみる。

石原さとみはさすがに朝の連ドラやってるだけあってしっかり演技をしてたような気がする。鈴木えみに関しては、背が高いなーって印象。「漂流教室」のときにはそんなに背が高いとは思わなかったけど。石原さとみが背が低いから余計目立っただけだろうか。石原さとみの身長157センチ、鈴木えみの身長168か*2。身長差たったの10センチ? それほど大きな差でもないなぁ。鈴木えみがかかとの高い靴でも履いてたのかな。しかし今回の鈴木えみはちょっとアホっぽかった。「漂流教室」で眼鏡をかけたインテリタイプの方が似合ってたと思う。

主人公の親との確執なんかは、前作の森山未來とかぶってるし、主人公周りの恋愛事情についても前作と似てる。気の強い本命と、周りに人気のある可愛い子の両方に惚れられて、みたいな。

それから、最後にみんないい人になり過ぎ。いい人になるのはいいけど、急に馴れ合いすぎ。でもまあ熱血モノなんてそんなもんか。


実際のシンクロの演技については、前回と大きくは変わらなかったが、見てて飽きはこなかった。実際に見たらもっと迫力あるんだろうな。ただ、またメガホンが出てきたのはちょっと残念。新しいネタを仕込んでほしかった。それと、演技者はともかく観客が寒い。これはこれで仕方がないのかもしれないけど。観客役としてはああやって演技するしかないのかもね。

最後の5段櫓は本当にやったのかな。これは確かにすげごい。前回の4段はそんなにすごいとは思わなかったけど、5段をやったのならほんとすごいよ。石原さとみ鈴木えみはそれ見てマジ泣きしてたっぽいけど、どうなんだろ。

ただ思ったのは、実際に真剣にシンクロやってる人から見て、これってどうなんだろう、ってこと。足のつくプールで地上ダンスとか交えながらやってるのって、邪道っぽくないのかな。それとも完全な別物として見ているんだろうか。たぶんそうだろね。

でもなんやかやと文句を言いつつ、2時間しっかりと見てしまった私でしたとさ。

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*1:市原隼人のことを我が家ではそう呼んでいる。ドラマ「仔犬のワルツ」での役名。

*2:私よりもでかいな。